映画『ANNIE／アニー』を見てきました。

ただいま公開中の「アニー」を見に行ってまいりました。

1977年にトニー賞7部門受賞の大ヒットブロードウェイミュージカルの映画版。
実は1982年、1999年に続いて3回目の映画化なんですね。

1982年版は子供のころ夢中になってみた覚えがあります。
白人でそばかすに赤毛がチャーミングな女の子が主人公だったような覚えが・・・。
世界大恐慌後のニューヨークが舞台でした。

今回は話の本筋は変わらないものの、設定はぐっと現代に。
スマホなどのテクノロジーを駆使する現代社会のマンハッタンでもやはり変わらない貧しい人々。
その中で苦労を重ねて大成功を収めたクイーンズ出身のスタックス（ジェイミー・フォックス）。
莫大な富と名声を手に入れた彼の、人には見せない心の隙間をやはり恵まれない環境に
育ちながらもたくましく、純粋に生きている少女アニーが埋めていく、ハートウォーミングな物語です。

感想はというと。。

物語の展開もテンポがよく見ていて飽きないし、
ヘリコプターのシーンに代表されるような迫力ある絵も十分楽しませてくれます。

歌もみんなとっても上手。
ミュージカルにありがちなトゥーマッチさもさほど気にならず、
素直な歌唱が好印象です。
（キャメロン・ディアスって歌もこんなに歌えたのね・・・と意外な驚き）

ただ、どうにも気になったのが

出演者全員のダンスのキレのなさ！！

なんだろう、練習不足？
振付なんだか、ただの体の揺れなのかさえも分からないような場面が多すぎです。

シカゴとか、ヘアスプレーとかのあの迫力あるダンスシーンを期待すると
かなりがっかりするかも・・・＞＜

まあ、そこに目をつむれば十分に楽しめる内容だったので、
名曲「Tomorrow」を劇場で味わいたいという方にはおススメです♡

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